セルモの教室長BLOG

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NHK「未解決事件」を観て! 冬期講習のお申し込みをたくさん!! [代表:宮谷]

先週土曜日の日帰り合宿勉強会から帰宅し、家のテレビを付けると、NHKの「未解決事件」という番組が放映されていました。

(NHKホームページより)

人気シリーズですが、今回は 「File.07 ベルトラッキ贋作事件〜世界をだました希代の詐欺師〜」 がテーマでした。


NHK ONEで 29日(土)まで視聴可能 です。

https://www.web.nhk/tv/pl/schedule-tep-g1-130-20251125/ep/N5KN735QQV


(NHKホームページより)

内容は非常に興味深く、ベルトラッキとその妻は周囲を欺くために綿密な計画を立て、有名オークション会社・仲買人・美術館までも騙し続けました。


もともと絵の才能があり、多くの芸術家の筆致を完全に再現できるほどで、その詐欺で得た利益は 1億ドル以上 と言われています。


それほどの大規模詐欺にもかかわらず、刑務所に入った期間はわずか 3年


事件で得た利益の一部を賠償金として支払ったことで、短期間で出所できたようです。


これだけの才能があるのであれば、もっと別の形で活かす道があったはずですが、番組中でも本人は「全く罪悪感は無い」と語っており、観終わった後は複雑な気持ちが残りました。


なお、彼の作品を購入したコレクターや美術館の多くは日本だそうです。

ベルトラッキの贋作がバレたのは、一部の作品で使っていた絵の具が「その時代の絵の具」ではなかったからだそうです。


成分を分析すると、絵の具の細かい成分が分かる時代です。

科学の力の前に「贋作」は勝てなかったわけです。

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さて、昨日は 冬期講習のお申し込みを多く頂きました。


本日以降、スケジュールを順次登録してまいります。


満席状況などは随時お知らせします。


まだお申し込みがお済みでない生徒さんは、どうぞお早めにお申込書をご提出ください。


学級閉鎖などで登校が難しい場合は、LINEまたは塾アプリで 申込書を撮影した画像 をお送りいただければ受付いたします😊

2学期期末テスト結果の提出をお願いします! 差が別れた期末テスト結果!! [代表:宮谷]

すでにご案内しておりますが、2学期期末テストの成績報告の提出にご協力をお願いします。

テストを返す先生のイラスト

最終報告日:各中学校テスト終了日から2週間以内


(報告フォーム)

https://forms.gle/BEpNkqgK4QF7FKDK6

また、報告がお済みの生徒さんは、問題と自身の解答用紙をコピーしたものを教室へご提出ください。


期末テスト結果の分析

今回ご報告いただいた結果を見ると、

**「しっかり成果を出せた生徒さん」と「もう少し努力が必要な生徒さん」**に分かれました。

ヘッドホンをして勉強をする人のイラスト(男性)

その違いを確認すると、やはり 日頃の取り組み方が点数に直結している ことがよく分かります。


◆結果が良かった生徒さんの共通点

一つひとつの学習が丁寧

・数学:式・図・グラフを正確に書く

・英語:間違えた単語や文法を丁寧に練習する


学校の授業を真剣に受けている

・「今どこを勉強しているか」を把握している

・授業内容について会話が出来る


復習の回数が多い

・一度で終わらず、3〜4回以上繰り返す

・確認テストや類題で仕上げる


どの項目も、高得点の生徒さんは例外なく実践しています。逆にいうと、点数が取れていない生徒さんの多くは①②③のうち、どこかに課題があります。

勉強が不調な人のイラスト(女性)

学校授業の重要性

今回のテスト対策では、

「社会の授業が分からないので対策をお願いします」という数名の中3生の相談もあり、

数学の復習より優先して 公民の全範囲を4〜5コマ使って学習しました。


結果として、社会は平均点を超える生徒さんも出ましたが、

数学は不十分なケースもありました。


勉強時間には限りがあります。


そのため、学校の授業を第一に大切にすることが不可欠です。


学校の先生の授業が「面白くない」という理由で集中できない生徒さんもいますが、

最低限 「教科書をしっかり読む」 など、自分で出来る対策はあります。


丁寧な学習が実力を作る

数学や英語は特に、

雑に取り組むと理解が積み重なりません。


授業で学んだことを自分でも再現できるように、

・丁寧に書く

・間違えた問題を必ず解き直す

・分からない点を曖昧にしない

こういった基本の徹底が結果に直結します。


最後に

今回良い結果が出た生徒さんは、ぜひこの調子で継続していきましょう。


結果が出なかった生徒さんも、

我々講師陣が全力でサポートします。補習対象の生徒さんは申込みを忘れずにお願いします。


まずは、日頃の取り組み方や学習習慣を一度見直し、

一緒に改善していきましょう。

やる気に燃える人のイラスト(女性)


次の機会で必ず巻き返せます。


努力は必ず結果に繋がります!

生徒本来の力を引き出す[教室長:松本]

昨日はESAT-Jが行われました。心配で町田工科高等学校と山崎高等学校を回ってきました。普通に息切れしました。


※ 町田工科高等学校


※ 山崎高等学校


街路樹は紅葉し、まさに見ごろでした。




さて、忠生教室では12月から推薦入試対策を個別に実施してまいります。


すでに作文を書いてくださった生徒さんもおり、劇的に良くなったと思います。



「私がどう」というより、「生徒たちが素直に対応できている」ことが最大の要因です。


そもそも私は生徒たちの考えを修正しません。それは、生徒たちが十分によいものを持っているからです。


また、各中学校によって先生方の言うことが違います。


生徒が迷わないよう、その事実をしっかり伝え、自分にあったスタイルを追求するようアドバイスしております。


結局、私は何をしているのでしょうか ( _ _||| )


それは生徒の良さを最大限に引き出すお手伝いなのかもしれません。


「自信ないな」という生徒さんは個別面接練習の空き枠に何度でもお申込みいただいて結構です。


自分の将来を切り開く最初の関門です。遠慮などいりません。

2025年11月22日(土) 日帰り合宿勉強会 第2回開催レポート [代表:宮谷]

昨日、高校受験生の日帰り合宿勉強会の第2回を開催しました。

会場は町田市民ホールです。


小中学校の行事等で利用したことのある生徒さんも多いと思いますが、会議室の設備も整っており、このような勉強会の会場としても非常に使い勝手の良い施設です。


人気の会場のため、数カ月前から予約が必要です😂


前回の「ぽっぽ町田」と合わせて、町田市内では特に利用しやすい会場だと感じています。


それでは当日のレポートをお伝えいたします。やや長文となりますが、ご確認いただければ幸いです。

【集合】

今回は、2名の生徒さんがバスの乗り遅れや道に迷ったことで遅刻しました。


実際の受験本番でも、遅刻は起こり得ます(過去にも数名いました)。


そのため「とにかく余裕を持って行動すること」、そして忘れ物・急な腹痛・交通遅延など、当日に何が起こるか分からないことを改めて伝えました。

そうは言っても、中学生の行動は周囲も予測しがたいことが起こります。


受験当日は、「どのように正確に受験校に到着するか」各ご家庭でもしっかり確認をお願いします。場合により、保護者様が学校正門前まで付き添いをお願いします。


【目標点の計算】

専用フォーマットを使い、仮内申(通知前の生徒さんは1学期の成績)から、志望校合格に必要な学力検査の目標点を算出しました。


生徒さんの感想は様々でしたが、「最低限この点数を超えなければならない」という現実を正しく理解出来たと思います。

ご家庭により志望校の見直しを検討される可能性もありますが、志望校を変更しても必要な努力量が極端に軽くなるわけではありません。


まずは「目の前の課題」を丁寧に積み上げていくことが最重要であると伝えました。

【数学 大問1・2(2回目)】

前回(1回目)は大問1・2の都立過去問に初挑戦し、多くの課題が見つかりました。


●大問1の前回の課題

夏期講習で学習していたこともあり、今年は「全く解けない」生徒は例年より少なめでした。


しかし、基礎的な計算問題の取りこぼしや、頻出問題が解けないなどの課題は残りました。


●大問2の前回の課題


初挑戦だったこともあり、ほとんど手が出ない生徒も多かったです。

今回(令和6年度)は、計算問題の正答率が上がった生徒さんが多数いました。


ただし、円周角・作図などの図形問題は依然として課題が大きく、問題傾向が少し変わるだけで対応できない生徒さんもいました。


また、今回も計算が不安定だった生徒さんは、合宿勉強会では復習にさける時間が限られるため、日頃の積み上げが必要です。自宅での改善時間をしっかり取って下さい。

【英語 大問2(2回目)】


前回は会話文の選択問題を扱いましたが、今回は大問2の中でも得点差がつきやすい「自由英作文」を専用資料を用いて詳しく解説しました。


英作文では

「文法的に間違いの無い、シンプルな英文を書く」

ことが最も重要です。


中学1〜2年生レベルの文法で十分対応できますが、難しく考えるほど書けなくなります。


今回は「この表現を使えば書ける」という代表表現や、作成手順を丁寧に説明しました。


演習では、まだテクニックを使いこなせていない生徒さんが多かったものの、前回のように白紙の提出は大きく減少しました。


引き続き、次回もよくある回答例の日本語→英作文の流れを練習する予定です。

【国語 大問3(初回)】


国語大問対策は今回が初めてです。


国語は

・漢字

・小説(物語文)

・論説(説明文)

・古典

4分野で構成されます。


今回扱った小説は本文量が約2.5ページ。読むだけで10分近くかかる生徒もおり、「効率よく解く方法」の理解が重要になります。


今回伝えたポイントの一部は以下の通りです。

・本文は最初から全て読まない

・設問文(指示文)を2回読み、何を聞かれているのか把握する

・棒線部前後に書いている文章と関連の高い選択肢が正解

・明らかに違う選択肢が2つ、迷う選択肢が1つなど、選択肢の構造を意識する

・あまり自分の感情を入れて解くのでは無く、解法のコツに沿って淡々と解く。


国語は平均点が高く(75点前後)、中堅〜上位校を志望する生徒は「正確に取り切ること」が求められます。


【社会:地図記号】


社会の大問1では地図記号が分かっていないと解けない問題が毎年出題されます。


地図記号は小学校で学びますが、中学生の多くが忘れていました。


代表的な56問の演習を行いましたが、正答できたのは平均20問程度でした。


56すべてを覚える必要はありませんが、「最低限おさえるべき記号」を指導しています。


今回限りの取り組みとなりますので、必ず復習してください。

【まとめ】

今回も非常に内容の濃い合宿となり、あっという間に終了しました。


最後に、23日(日)に控えるESAT-Jの注意事項(余裕を持って出発するなど)を伝えました。


さて次回以降の時間割を早速考えています。


都立入試は問題の難易度が高く、「前提の説明」に時間が必要なため、演習時間とのバランスを取ることが難しい部分もあります。


生徒さんのコンディションを見ながら適切なバランスを見つけていきたいと思います。


追伸:終了時に進捗管理表の確認を行いましたが、しっかり進めている生徒と、前回から1ページも進んでいない生徒の差が大きく見られました。


**「学習量=学力の伸び」**は間違いのない事実です。


ご家庭でも進捗管理表をご確認いただき、学習の習慣化にご協力をお願いしたいと思います。


1週間手をつけなければ、翌週は2倍の量が残ります。


課題が雪だるま式に増えますので、日々コツコツと積み上げていきましょう。

ESAT-Jは内申+1相当[教室長:松本]

ご存じの方も多いかもしれませんが、ESAT-Jは入試1000点満点に最高で20点加算されます。


たったそれだけと思う方もいらっしゃるでしょうが、実はものすごい重みを持っています。


調査書が300点満点だとしますと、


たけし君 40/65×300=185点


ひさし君 41/65×300=189点


その差は4点です。


ESAT-Jでたけし君が評価Aで20点、ひさし君が評価Bで16点ですと、その差は4点です


つまり評価Aのたけし君は評価Bのひさし君に対して入試内申が+1されることになり、同点になるのです。


合否というものは1点差で決まります。


そう考えますと、評価の重要性が見えてきます。


4コマまんがでは、合間にthen(ぜーん)、ater thatのように表現をつなげていきましょう。


意見を求められましたら、I think it is better to 動詞の原形(なになにすることがより良いと思う)や、I think it is important to動詞の原形など言えるようにしましょう。


また、意見に対する理由The reason is because…とつなげましょう。

I like to eat with my classmates.や、I like to talk with foreign people.などつなげるといいでしょう。


日本語を使わず、ummm(ア~~ム)=「ええと」のように自然な英語を使うよう心がけてくださいね!!!


GOOD LUCK!

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