セルモの教室長BLOG

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定期テストの勉強法について

町田市の個別学習セルモです。

今週末は日曜も含めテスト対策の勉強で教室は賑わっています。

各自学習内容はバラバラですが、極力理解が深まるよう工夫して進めています。

さて、定期テストの点数が悪い生徒さんと、良い生徒さんの勉強法の違いについて今日は書いてみたいと思います。

基本的な素地や地頭は一緒の前提です。どこで差がつくのでしょうか?

1)学校の授業を聞いているかどうか?

保護者さんも思い出して欲しいのですが、授業中に寝てたり、隣の席の子と遊んでいる生徒さんがいましたよね?いくら地頭が良くても、授業を聞いていないと学習内容を把握できないばかりか、テストで出題するポイントなどを聴き漏らし良い点数を取ることは難しくなります。

まずは授業に集中することが大事ですが、近年の学校では寝ている生徒に注意することも少なくなっています(理由はここでは述べません)ので、ご自身のお子さんがきちんと授業を受けているかどうか、担任の先生に確認してみてください。保護者さんから確認すると先生方も正直に答えてくださると思います(先生方から保護者さんに直接連絡が来るのは、よほど授業態度が悪い時だけです。)。

授業態度が良くない場合は、お子さんと膝を突き合わせて話し合う必要があるでしょう。頭ごなしに叱るのではなく、授業に集中できない理由を聞いてあげたり、集中しなければいけない理由を親としてきちんと伝えてあげる必要があります。

2)こまめに復習しているか?

当教室でも良く見かける風景ですが、テスト直前に学校のワーク(教科書の副教材のことです)をまとめてやっている生徒を見かけます。これも当たり前の話なのですが、直前に全科目のワークをまとめてやっても量が多すぎて頭に入るわけがありません。

やはりこまめに授業終了後に復習することが一番です。1日各科目10分ずつでも良いので、1時間ほど生徒さんに付き合ってあげてください。自分の部屋で取り組ませるのではなく、リビングで保護者さんがいる空間でやってもらうのが一番です。お父さんのテレビ視聴やご兄弟のゲームもやめてもらって、家族みんなで協力してあげてください。

3)問題の解き方は正しいか?

ワークや塾のプリント・問題集等を解くにあたり、やり方が間違えている生徒がたくさんいます。まとめいっきにやって、答え合わせもいっきにやる生徒さんです。

答え合わせをいっきにやっても、間違えた箇所の見直しがきちんとできるでしょうか?勉強が苦手な生徒さんほど間違いが多いので、答え合わせをした時点で見直しのやる気が失せます。

プリントも問題集も1ページずつ答え合わせして、間違えた箇所の解説の読解をし、理解・復習してから次に進んでください。そうすることでわからないところが蓄積されず、効率的に知識が吸収でき、理解の定着も深まります。苦手箇所は単元名のメモを取っておくと良いでしょう。

4)定期テスト前は苦手な箇所の勉強だけにする

上記の1)〜3)ができていれば、定期テスト前は苦手箇所の復習だけで済みますので、勉強時間も短時間で済みますし、繰り返し苦手箇所の復習に充てられます。このように定期テストの成績が良い生徒さんとそうでない生徒さんの違いは、「効率性が違う」と要約することができると思います。

まずは上記の4つだけでも取り組めば大きな違いになることでしょう。おそらく「そんなことわかっているけど、うちの子はやらないんです。」という声が上がってきそうです(笑)。

多感な時期を迎えた中学生はおそらくそうでしょうね。

多感な状況や様子は生徒さんによって異なると思いますが、中学生の反抗期は誰しも大なり小なりあるものです。それでも反抗期が強い生徒さんでも勉強している子はたくさんいます。

勉強する子としない子では何が違うのでしょうか?

それはおそらく目的意識を持てているかどうかだと思います。将来の目標や夢を持てているかどうか?目的意識があれば、多少ブレてもそれを思い出して本人は頑張ります。

目的意識がない生徒は、目先の不満にばかり目が行ってしまい、勉強もおろそかになってしまうのです。

私がいつも思うのが「多感な時期に入る前に、将来の目標や夢について語りあっておいて欲しい。」ということです。多感な時期になってしまうと、そういう話もできなくなりますので、手を打とうと思っても時すでに遅し・・となってしまうからです。できれば中学校入学前に、ある程度の骨子やロードマップは描いておきたいところです。もちろん

要は何事もはやめに親として段取りを組んでおくということです。

問題はそういった段取りがきちんと踏めておらず、打つ手が少なくなった生徒さんです。そういった生徒さんは、もう第三者に頼るのが良いと思います。

ご家庭内で悩んでも事は進みませんので、我々のような専門家にご相談下さい。第三者の話であれば、子供さんたちも話を聞いたり、指示に従うケースは多いのです。

最後に宣伝のようになって申し訳ないですが、今までそのような生徒さんを沢山フォローしてきました(笑)。

今日はこの辺りで・・。

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2015.09.26

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