セルモの教室長BLOG

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全国学力テストが実施されました。

昨日小学校6年生と中学校3年生を対象に、全国学力テストが実施されました。

今日の朝刊に問題と解答が掲載されていましたので、ご覧になった保護者様もいらっしゃることかと存じます。私たち学習塾の人間からすると、この学力テストはとても問題があるものだと考えています。

詳しくお話すると、子ども達の学力のコンディションをチェックするために、こういったテストが実施されること自体はとても良いと思います。まずは何が理解出来ている、出来ないか?といった状態をチェックしないと対策が立てられませんからね。テスト結果の分析は、文部科学省のHP等に掲載されており、とても細かく分析されています。

ただ、分析して終わりなんです。都道府県単位では、「こういった傾向があるから、こうしよう」という対策はあるのですが、県単位ではざっくりとし過ぎなんですよね。本来子ども達一人ひとりの状態に対し対策を立てないといけないのですが、問題点と対策がきちんと本人や家庭に伝わっていないし、現実的には今の学校の仕組みや組織でその対策を取ることは現実的に難しいと言わざるを得ません(人も時間も足りません)。

海外では小学校でも学力でクラス分けをしたり(日本でも一部の科目で導入されていますが)、場合によっては一定の学力を満たしていない場合は小学校でも留年の制度があります。日本の場合は、とりあえず小学校と中学校は問題を起こさない限り卒業出来てしまうので、学校も家庭も問題を先送りしてしまっている面があることは否定出来ないと思います。

中学3年生で帳尻あわせが出来れば良いのですが、なかなかそう簡単にはいかないものです。今回テストを受けられた生徒さん、特に小学校6年生の皆さんの中で「難しく解けなかった」と感じた生徒さんは、「原因」と「対策」についてしっかり捉えることが重要です。特に「対策」については1日、1ヶ月で終わるものではありませんので長期的な目線で課題解決に取り組んでいきましょう。「対策」が分からない生徒さんは、学校の先生と相談したり、我々のような学習塾に相談頂ければと思います。

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2016.04.20
新しいスタッフが加入しました!

今週月曜日から新しいスタッフが加入しました。

正社員としてお迎えした榎本(えのもと)先生です。

3月末まで町田市のお隣の相模原で教員をされていましたので、地域事情にも理解のある方です。

いまはまだセルモシステムの理解や、生徒さんのコンディションの把握中ですが、私(教室長)の目が行き届かなかったちょっとした点、しかし重要な点を細々とサポートして頂き、助かっています。この体制によりセルモ町田忠生教室はより強化した指導体制で教室を運営していきたいと思います。

今後保護者さんとのご面談や、新規の生徒さんの体験学習などでも活躍頂く予定です。

どうぞよろしくお願いいたします。本blogも今後榎本先生に執筆頂くことも増えることでしょう。

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2016.04.19
開校4周年記念キャンペーンで2名の生徒さんが入塾!

町田市忠生の個別学習のセルモです。

先週からご案内している開校4周年記念キャンペーンですが、8名様の募集に対してすでに2名様がご入塾され今週から授業がスタートしています。

今週から地域のご家庭にチラシを順次配布させて頂きますので、よろしくお願いいたします。

さて小学生と中学生の生徒さん1名ずつでしたが、中学生は受験を見据えて、小学生も新学年が始まり早めに課題を解決したいとのご要望でした。早速それぞれの課題に対して早速「さかのぼり学習」をスタートさせています。

いつも感じますが「さかのぼり」学習は本当に必要ですね。ほとんどの生徒さんが前学年までの学習が「実はよく分かっていなかった」という状態です。今の小学校・中学校の学習は、「つながり学習」になっていますので、前学年が理解できておらず今の学年を進めていくのは非常に困難です。

我々が生徒さんに詳しく学習の理解について聞くと「よく分かっていなかった」と言いますが、保護者さんが普段軽めに「勉強大丈夫?」と聞くと、たいていの生徒は「大丈夫」と答えてしまいます(笑)。実際は全然「大丈夫」ではありません。

生徒を疑う訳じゃ無いのですが、抽象的に聞くのでは無く具体的にチェックして、きちんと苦手は真正面から向き合ってもらわないと駄目ですね。きちんと学習し理解を定着させ、生徒の頭の中の引き出しに「整理整頓」した状態に持って行かないといけません。それが学習力を向上させる本質です。

勉強を教えるのは簡単なのです。我々は当然ながら知識がありますからね。ただ、実際に「理解を定着させる」のは大変難しいことなのです。その場で解けても、1週間後に忘れていては意味ありません。きちんと確認テストも実施し、理解が定着したか確認します。そのために、宿題の実施状況も確認します。もちろん授業で、「自身で解ける」まで類題に繰り返しチャレンジします。知識や解法のサポートも当然必要です。生徒の今までの学習方法を180度替えていく提案が必要なのです。

地道なアクションを繰り返して、ようやく「理解が定着」します。今回ご入塾された生徒さん達も、いままで地道に繰り返し学習することをしてこなかったので、暫くはこの作業に慣れないかも知れません。しかし、それ以上に「自分で解けた」喜びは大きいのです。喜びを繰り返すと、地道に学習する事も苦にしなくなるでしょう。

追記:今週土曜日の体験学習の授業枠は、11時〜,13時〜,15時〜の3枠がまだ空いております。平日をご希望の場合は、お電話頂ければご調整させて頂きます。

町田市で学習塾をお探しなら、生徒一人ひとりの実力に合った学習を行う「個別学習のセルモ町田忠生教室」をご検討下さい!

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2016.04.19
出来ることをやるしかない

週末は熊本を中心とした九州の災害もあり、blogを更新する気持ちになれませんでした。

亡くなられた方、被災に遭われた方には心からお悔やみ申し上げます。

最初の地震の時は、「それほどでも無いのかな?」と思っていたのですが、余震が続き、さらに16日未明に起こった地震で、予想以上の被害となってしまいました。私も過去にビジネスや観光で熊本には数回訪問したことがあり、あの頑丈そうな熊本城があそこまで崩れてしまったことに驚きを隠せません。

私自身は過去に阪神大震災の直撃を食らった経験もありそれが物差しになりますが、今回の地震はそのときのパワーの1.4倍だそうです。阪神大震災の時も、「あまりにも凄い揺れ」で立ち上がることも出来ず呆然としてしまいましたが、今回熊本の方が感じた恐怖はより凄いものだったのでしょう。

今日辺りから支援物資も徐々に届き始めると思いますが、小さな子どもやお年寄りはお腹をすかせていたり、お風呂にも入れず不自由な生活を送っていることと思います。はやく住む場所、食べるものが確保出来ることを祈るばかりです。

今の状況からすると、街の復旧は相当な期間が掛かるでしょう。周りが支援しないと、立ち直る期間も遅くなるでしょうから、日本国民全員で支えていきたいですね。私も何か出来ることがないか?考え、Tポイントなどの募金を済ませ、家で貯金していた小銭を集めて銀行経由で寄付しようと思います。ある程度情報が落ち着いたら、もっと出来ること・やって欲しい事も整理されることでしょう。

被災地の皆さん、みんなが支援しますので、どうかしばらく耐えて頑張って下さい。

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2016.04.18
客観性が大事です。

町田市忠生の個別学習塾のセルモです。

もう4月14日ですね。本当に1日経つのが早いです。まだ桜が満開じゃないな?寒いから遅れているな・・と思っていたら、すでに多くの桜が散っています。

ところで早いと言えば、昨日のblogでも書きましたが、中学校の中間テストまで1ヶ月しかありません。

我々のように学習塾を運営していると、おおよそのテスト範囲が分かりますので、まずはそこまでの学習を早期に終え、テストまでに何回復習できるか?ということを考えます。繰り返し学習することで、精度を高めより良い成績を確保していきます。

学習進度が速い生徒だと、すでに春休み中に中間テストまでの範囲を終えてしまいます。進度が遅れている生徒は、まだ前学年の復習に取り組んでいる生徒もいて、その場合は今回では無く、次回や次々回のテストをターゲットにしていきます。

一つ言えるのは、小学生からセルモの学習に取り組んでいる生徒は、進度が速いと言うことです。特に低学年〜4年生あたりからセルモの学習に取り組んでいる生徒は、早いうちに苦手を克服して、さらに先取り学習や中学生から本格的に始まる英語に取り組んでいますので、少なくとも中学1年生の勉強はかなり余裕を持って取り組めています。

保護者さん目線に立つと、先行してお子さんに教育資金を投下して頂いた訳ですが、保護者さんも中学生になった子どもに勉強面で「ガミガミ」言う必要が無いので、保護者さんにとっても気持ちが楽になる効果もあります。

よく「子どもが本当に危機感を抱いたら塾に通わせる。本人の意思が重要だ。」という保護者さんのご意見を頂きます。決して間違えた考えでは無いと思いますが、実際問題としてはお子さんが危機感を抱くことは、なかなかありません。危機感を頂いたとしても、多くは受験が近づく中学3年生になってから危機感を感じますので、そこから短期間で苦手の克服というのは現実的になかなか厳しいものです。

もちろん小学生のうちは、勉強以外の活動も充実させたいし、遊びにも一所懸命取り組んで欲しいです。勉強だけの頭でっかちも時代に合わないですしね。ただ、勉強が吸収出来ていないのに、あれこれやるのも良くないでしょう。要はバランスですね。

ところが難しいのが、このバランスが取れているかどうか判断するのんは、かなり主観的だと言うことです。保護者として、「うちの子はバランスが取れている」と考えてみても、実際当教室等に体験学習に来てもらうと、「実は全然バランスが取れていない」場合がよくあるのです。

バランスが取れているかどうかも、主観で決めるのでは無く客観性を持って判断して下さい。客観性を持つためには、やはり第三者にチェックしてもらうのが一番良いでしょう。学校の先生は、オブラートに挟んでしまってなかなか正直には言って頂けませんから、学習塾などで実施している模擬試験を受けて頂くか、体験学習に来て頂くと速やかに判断が出来るかと思います。

体験に行くと、「入塾しないといけない」と思われるかも知れませんが、チェックだけに来られても良いのですよ。そして問題無ければ、それで言い訳です。どうぞ、ご遠慮なくお申し出下さい。

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2016.04.14

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